サッカーのフランス代表で指揮を執るディディエ・デシャン監督(56)が8日、2026年W杯北中米大会を最後に退任する意向を表明した。地元テレビ局で放送されるインタビューで明らかにした。
「12年からここにいて26年までの契約になっている。そこで終わりにしなければならない。フランスを最高のレベルに保つため意欲と情熱を注いできたが、26年は(退任するのに)いい時期になる」と語った。
同監督は地元開催だった1998年W杯で主将として初優勝を支え、12年に就任した指揮官としても18年W杯ロシア大会で母国を2度目の優勝に導き、選手と監督でW杯制覇という史上3人目の快挙を達成。22年W杯カタール大会でも準優勝の結果を残した。
同監督は退任後に関して「その後の人生があるが、何をするか分からない」と語った。
地元メディアでは早くも後任を予想する報道もあり、ジネディーヌ・ジダン氏(52)が有力候補に挙がっている。