日本ラグビー協会は8日、都内で理事会を開き、一部の用語を変更することを発表した。昨年11月14日のワールドラグビー理事会で承認されたことを受け、日本協会が今月6日に通達を出した。
新たにラグビーを観戦する人たちにより分かりやすく伝えることを目的に、世界基準で用語を統一。ボールを前に落とす反則の「ノックオン」は「ノックフォワード」に、倒れた相手からボールを奪い取る「ジャッカル」は「スティール」に、「ゴールライン」は「トライライン」に改められた。世界的には今月1日から施行されており、国内では即時施行される。
新たに変更される用語は以下の通り。( )内は現在の用語
・トライライン(ゴールライン)
・トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)
・プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)
・トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)
・イエローカード(一時退出)
・退出/レッドカード(退場)
・ノックフォワード(ノックオン)
・スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)