ソフトバンクのドラフト4位新人の宇野真仁朗内野手(18=早実)が、“へび年”の新人合同自主トレ2日目の8日に二つのスケールアップを掲げた。
「可動域や野球につなげる動きにこだわりながら2、3キロは増やしたい」と公称82キロからの増量を狙う構え。何よりの売りは高校通算64本塁打の強打。高3から85センチ、880グラムの木製バットを相棒としてきた。ただ、同期の2位・庄子、5位・石見とも遊撃手のライバル候補と差をつけるべく、バットも“ヘビー”に変えていく。
「体にパワーがついてきたらバットの重さを変えたり、長尺バットで感覚を試したりしていきたい」。王貞治会長の後輩でもある期待の大砲は“ヘビー”な競争参戦の準備に余念がない。