ベストセラー「イギリスはおいしい」で知られる“リンボウ先生”こと、国文学者で作家の林望氏(75)が9日放送のTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)にゲスト出演。声楽、詩、俳句、短歌、能楽、写真、絵、古書蒐集、旅、車の運転、料理…。多彩な趣味の持ち主として知られるリンボウ先生の新著「結局、人生最後に残る趣味は何か」(草思社)についてトークを展開した。
「結局、人生最後に残る趣味は何か!?やっぱり、趣味のある人生と無い人生では豊かさが違ってくるんでしょうね?」。パーソナリティーを務める生島ヒロシ(74)の直球の質問に対し、リンボウ先生は「やっぱり、仕事が趣味なんて良く言いますけど、仕事だけだとどうしても、仕事が無くなった途端に人生の価値が無くなっちゃうような感じじゃないでしょうかね」と答えた。
生島は「確かに、サラリーマン、エリートサラリーマンをずっとやってこられた方もですね、やっぱりこう、定年になって何したらいいんだ。そういう方多いんですよ」と納得の様子。これにリンボウ先生は「その定年になってから考えても遅いんじゃないかって。私の考えでねえ。やっぱり若い頃から、仕事は仕事で、きちっとやりながら、もう一つの自分っていうものを持ってないと人生はつまらないぞっていう本なんですよ」と解説した。
リンボウ先生は16日にも出演する。