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阪神・下村、青学駅伝部に負けん! 広島・常広との「投げあいたいね」作戦実行

スポニチアネックス 2025年1月10日 5時17分

 阪神の下村海翔投手(22)が、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で、ランニングなどを行い汗を流した。昨年4月に右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた右腕。25年シーズン終盤の復帰を目指しており、青学大時代の同期の広島・常広羽也斗投手(23)との対戦を熱望した。

 「僕は開幕から投げられるわけじゃないけど、もし投げ合う機会があるなら、勝ちたいと思います」

 母校・青学大の駅伝部は第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を決めた。トレーニングジムで優勝の瞬間を見届けたという右腕は、「駅伝部の知名度はすごい。出雲とか、全日本で優勝しなくても、箱根ではダントツ。なんでですかね?本当にすごいです」と目を丸くした。その駅伝部が掲げたのが「あいたいね大作戦」。本家が「喜び合いたい」などの意味をこの言葉に込めるなら、下村はライバルと「投げ合いたい」という思いが込められる。「(常広が)先に一勝挙げているということもあるので。やっぱり勝ちたいですよね」と闘志を燃やした。

 現在はリハビリを進めながら、ポール間ダッシュなどで下半身強化に励む。「今年中に復帰して、少しでもチームに貢献したい。ファンの方、トレーナーの方に恩返しできれば」と1軍の舞台を思い描いた。必ず復帰を果たし、「甲子園で笑おう」をかなえてみせる。

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