フジテレビが8日に「当面の間放送を休止する」と発表した中居正広(52)の冠番組「だれかtoなかい」(日曜後9・00)の収録分がお蔵入りになることが9日、分かった。
関係者によると、番組は昨年のうちに収録されていた。今月7日に放送された日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」は中居の出演部分を全カットする異例の措置で対応した。これに対し「だれか…」に関しては「中居さんありきの番組。編集で対応するのは困難。放送するのは不可能という判断だった」(同関係者)という。
本来なら12日が新年最初の放送となる予定だった。この回には中居とともに新MCに就任した岡田准一(44)が初めてホスト役で登場。田原俊彦(63)、元少年隊の植草克秀(58)がゲスト出演し、元ジャニーズが勢ぞろいする予定になっており注目を集めていた。
スポニチ本紙の取材では番組は3月いっぱいで終了することが判明している。「当面休止というが、事態が好転しない限り放送再開とはならない。事実上の打ち切り」(同関係者)という。
今回の決断は中居サイドとも話し合った上での決定で、すでに出演者にも説明を終えている。ただ放送を楽しみにしていたファンにとっては後味の悪い結末となった。