ヤクルトの青木宣親GM特別補佐がルーキーたちに金言を授けた。新人合同自主トレを2日連続視察。昨季限りで現役引退した日米通算2730安打のレジェンドが、大切にすべき心構えを説いた。
まず、指名順位は関係ないということ。「自分も4位。プロに入ることが重要。あとはどう評価を上げていくか。一年でも長く生きていくすべを見つけてほしい」。入団時の評価＝成績ではないことは身をもって証明した。
次に重要なのはケガの予防で「万全にプレーできる状態をつくり、レベルアップすること」。自身は新人合同自主トレでふくらはぎを痛め、隠したままキャンプを完走した苦い思い出がある。
さらに、能力を最大限発揮するための強いメンタルを求め「キツくなることもあると思うけど、気持ちを強く持ってやってほしい」とエールを送った。（重光 晋太郎）