巨人・井上が、今年初めて川崎市のジャイアンツ球場で自主トレした。昨季8勝を挙げ、11月には侍ジャパンとしてプレミア12にも出場。「3年やったら認められる。その2年目なので、ホップ、ステップまでいけるように。最後ジャンプできるように」と誓った。
阿部監督の期待も高く、開幕投手候補にも挙がる。「名前が挙がるのはうれしい」としながら、「開幕ローテーションに入ること自体も難しいこと」と足元を見失わない。「コントロールに自信があって投げきれるかで全然違う」と課題は制球力向上。キャッチボールは日ごとにテーマを設定。ランニングも「9本目だったら（試合の）9回を想定するとか、全部野球につなげている」という。23歳年男が高みへの「ステップ」の年にする。（小野寺 大）
【西舘「フォーム固める」】
2年目の巨人・西舘は先発転向に向けてフォームを確かめながら立ち投げを行った。フォークやカットボール、改良中のスライダーを投げ「今日は変化球を試しながら。最優先で取り組むことはフォームを固めること」。8日には新人が入寮。1年前を思い出しながら「どんなことも怒られないようにすることが大切です」と先輩として助言も送った。