米メジャーリーグサッカー(MLS)は9日、スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(29)をアトランタ・ユナイテッドが獲得したとの公式サイトの発表は誤りだったと謝罪した。
MLSは8日に古橋の記事を掲載後、すぐに削除していた。フライング発表の可能性も噂されたが、9日にJ2鳥栖がFW富樫敬真(31)のアトランタへの完全移籍を発表。古橋と富樫を取り違えた可能性が指摘されている。
MLSはスポーツ専門局ESPNに対し「異なる選手がMLSクラブと契約したと記した記事を誤って掲載した」と説明。「記事はただちに削除され、訂正された。影響を受けた関係者に心から謝罪する」と謝罪声明を発表した。
古橋については昨年12月、アトランタが1200万ドル(約18億9600万円)で獲得を狙っていると英デーリー・メール紙が報じていた。古橋は8日のダンディー・ユナイテッド戦に途中出場していた。
富樫はニューヨーク生まれの横浜育ちで父は日本人、母は米国人。横浜ジュニアユースから日大高、関東学院大を経て15年に横浜で特別指定選手としてプロデビュー。16年に正式加入した。18年にFC東京へ期限付き移籍し、19年に当時J2の町田に完全移籍。20年J2長崎、21年仙台(J1→J2)を経て23年に当時J1の鳥栖に加入していた。