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「自分の実力を示す良い機会」昨季ドジャース所属左腕ローグが韓国球界挑戦の理由「強いライバルたちと…」

スポニチアネックス 2025年1月10日 9時22分

 昨季ドジャースに所属した左腕のザック・ローグ投手(28)が韓国プロ野球・斗山ベアーズと総額80万ドル(約1億2000万円)で契約した。韓国メディア「聯合ニュース」は10日までにローグが韓国球界に挑戦した理由を報じた。

 ローグは22年にアスレチックスでメジャーデビュー。昨季はブレーブスとマイナー契約を結び、9月にドジャース加入。ド軍では2試合、計2イニングに登板も4失点、防御率18・00と結果を残せなかった。マイナーでは昨季は25試合で5勝6敗、防御率2・59だった。

 韓国球界を選んだ理由について「自分の実力を示す良い機会だと思う」とし、「パフォーマンスによるものなのか、機会がなかっただけなのか、自分自身を確立することができず十分な成果を出せなかった。だからメジャーリーグであろうと、KBOであろうと、自分の将来のために強いライバルたちと対戦し、フルシーズンで記録を残せる素晴らしい機会」と語った。

 また、韓国球界1年目の目標として「(起用される)すべての試合に先発すること」と宣言。「ストライクを多く投げ、効率良いのが僕の持ち味。できるだけ長く試合で投げたい。長く試合で投げるということはそれだけ失点が多くないということ」と先発で長いイニングを投げると誓った。

 そして「チームとしてプレーオフに進出するのは楽しいこと。外国人選手として力を貸し、それだ実現できれば」と意気込んだ。

 ベアーズはメジャー通算28勝の左腕、コール・アービンとも契約。ローグは22年にアスレチックスでアービンとともにプレーしている。当初は昨季、広島でプレーしたトーマス・ハッチと総額100万ドル(約1億5000万円)で契約合意に達したが、メディカルチェックを通過できず、契約解除。ローグとの契約合意に至った。

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