2023年のWBCで侍ジャパンのメンバーとして世界一に貢献したラーズ・ヌートバー外野手(27)が、カージナルスと契約合意に至らなかったと9日(日本時間10日)、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケイティー・ウー記者が自身のX(旧ツイッター)で報じた。
ヌートバーは初めて調停権を持った。9日が年俸調停の資格を持つ選手と球団との契約最終日となっていたが、年俸調停に進むこととなった。
昨季はケガもあり出場は109試合にとどまり、打率・244、12本塁打、45打点だった。
同記者によると、カ軍では調停権を持つ6選手のうち、ヘルズリーが820万ドル、ロメロが226万ドル、キングが160万5000ドルで契約合意。一方、ヌートバー、ドノバン、パランテが合意に至らなかったという。