ウラジーミル・ゲレロ内野手(25)がブルージェイズと2850万ドル(約45億円)で契約に合意し、年俸調停を回避したと9日(日本時間10日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」など複数の米メディアが報じた。
同サイトによると、2850万ドルは調停資格を持つ選手では2024年のフアン・ソト(現メッツ)がヤンキースと契約した3150万ドル、2023年に大谷翔平(現ドジャース)がエンゼルスと契約した3000万ドルに次いで3番目に高い年俸という。
ゲレロは昨シーズン、159試合に出場し打率・323、30本塁打、103打点、OPS.940を記録。ア・リーグMVP投票で6位にランクインし、キャリア2度目のシルバースラッガー賞を受賞した。今年3月に26歳を迎えるが、すでにメジャー通算160発を記録している。
また、あと1年でフリーエージェントの資格を得る。米メディアによると、球団と契約延長交渉を始めているが、ゲレロ側は少なくとも4億5000万ドル(約711億円)相当の契約を求めており、両者の間には少なくとも1億ドル(約158億円)の差があるという。