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中村紀洋氏 ある事件がきっかけで「あえて」金髪に変更「たまたま新幹線が来なくて良かった」

スポニチアネックス 2025年1月10日 20時8分

 近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が10日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を開設。現役時代に金髪にしていた理由を明かした。

 同チャンネルのアシスタントを務めるフリーアナウンサーの羽村亜美から「金髪のイメージがあって本当に近寄りがたいって言ったら申し訳ないんですけど、怖いイメージがありました」と打ち明けられた。

 これに中村氏は「近寄りがたくしていた部分もあるんですよ。あえて」と説明。その理由はある事件がきっかけだったという。「これは2000年くらいですかね。新大阪駅で。移動日でファンの方がいた。僕の前に子供がいてサインをして“気をつけて帰れよ”って言いながら。その直後に大人の力でわーっと来たんです」とサイン目当てに多数の大人が群がってきたことを明かした。

 これをきっかけに新幹線のホームが「無法地帯」になったとし「警備もいないから。その時にお子さんがいなくなったんですよ。まさかです。ホームに落ちていたんです」と大人に押された子供がホームから転落する事故が発生したという。中村氏は「たまたま新幹線が来なくて良かった。駅員の人に落ちているので拾ってあげてくださいって。それを見た時に気前よくサインしたらダメだと思って、そこからは近寄りがたくしようと思ってそういう風貌にした」と説明。そこからファッションや雰囲気もがらりと変更し「必ずサングラス。誰ともしゃべらない。凄いジャンパー着たりね。ああいうのを着てると近寄ってこないでしょ」と振り返った。

 しかし、現役を引退した現在はそのイメージが悪影響を与えていることも明かし「そういう風に見せていたので今が大変です」と苦笑いした。「ゴルフが好きなのでゴルフに行くんですけど、知り合いが2人呼んでいいかと。9ホールやって食事休憩。その後後半9ホール始まりますよね。初めの9ホール、無口です。2人とも」と笑わせた。

 「1時間の食事の間で1回聞いたことあるんですよ。“何でしゃべらないんですか?どんなイメージですか?”と。“いえ”と言うんです。相当怖いイメージがついていた。で、後半始まりました。残り3ホールくらいになったときに友達の方が“こんな(良い)人だと思わなかったです”と。相当イメージって大事だなと。でも、そのイメージに乗っかって全国区になれたと思う」と話した。

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