女性とのトラブルを高額な示談金で解決したことが発覚し騒動になっているタレントの中居正広（52）が司会を務める日本テレビ「ザ！世界仰天ニュース」は10日、中居の出演を当面の間見合わせると発表した。また、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)も17日に予定されていた放送が他の番組に差し替わることが決まった。
「仰天ニュース」は番組公式サイトで「1月9日に中居正広さんがコメントを発表しましたが、依然として不明な点が多いため、仲居さんの「ザ！世界仰天ニュース」へのご出演は、当面の間、見合わせます」と発表。「今後のご出演に関しては、総合的に判断してまいります」とした。
また、TBS公式サイトの番組表によると、17日の「金スマ」が「世界のドッキリを日本の芸能人に仕掛けてみた!ドッキリワールドカップ」に差し替えとなる。差し替え後の番組の詳細については「番組情報決定までしばらくお待ち下さい」と記載されている。
中居は9日に自身の公式サイトでコメントを発表。昨年末にトラブルが公になってから、中居自身がコメントするのは今回が初めて。「トラブルがあったことは事実」と認めた上で、「このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません」と一部報道を否定。「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動においても支障なく続けられることになりました」と記した。
スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万～9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。