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堀米雄斗 “大逆転”ラストトリックの裏側明かす ミスが続きいら立ちも、必要点数知らず「吹っ切れてて」

スポニチアネックス 2025年1月10日 17時48分

 昨年行われたパリ五輪のスケートボード男子ストリートで連覇を達成した堀米雄斗(26=三井住友DSアセットマネジメント)が10日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。大逆転となった最終トリックの裏側を明かした。

 堀米は決勝ではラン1本目で89.90点を出し、ランを終えて全体4位。ベストトリック1本目で94.16点の高得点を出しかが、2回目から4回目まで失敗。暫定7位で迎えた最後の1本で難度のトリックを成功させて97.08点をマークし、0.1点差で大逆転金メダルを手にした。

 番組では、パリ五輪の堀米のトリックをプレイバック。暫定7位となったベストトリック4本目の時点から、最後の5本目までにどう気持ちを立て直したか聞かれ「2、3、4本目まではミスが続くごとにプレッシャーだったり、自分に対するいら立ちとかが凄いあったんですけど、最後の5本目だけはあんまりそういうのがなくて。吹っ切れてて」と当時の心境を明かした。

 暫定7位は知っていたが、1位までに何点必要かまでは分かっていなかったといい「それよりは、トリックだけに集中してる方が強くて。でもそれが良かったのかなとは思ってます」と回想。

 「最終トリックでは、周囲の音や声は全く聞こえなくなったりしますか?」という視聴者からの質問には「僕、その時はイヤホンしてたんですけど、音楽聞いてなくて。ノイズキャンセルだけしてて。それでも観客は凄い熱狂だったので、少し聞こえてました」と語った。

 また「自分のゾーンっていうか集中の中には入ってたので、本当に薄っすらと“聞こえるな”という感じで」と思い返していた。

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