元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏(43)が自身のYouTube「前向き教室」を更新。世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(31=大橋)とWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M.T)の対戦が実現したら東京ドームが満員になるかを予想した。
昨年5月のネリ戦は東京ドームに4万3000人を集めた。
井上がメインとはいえ、当日は弟の拓真など4つの世界戦が組まれた豪華興行。では、「井上―中谷戦」だけで埋められるか?
細川氏は「埋まると思う」と言い切った。
「(対戦が)決まったらプロモーションをガンガンするだろうし…」と切り出し、日本人対決が好きな国民性を指摘した。
「これは日本の悪いところでもあるが強くても外国人だと(チケットは)売れない。日本人である必要がある。どの国も自分の国の人が凄いと盛り上がるが、ここまで他国の人に興味ない、自分の国の人が関わらないと興味ないというのは珍しい」
確かに外国人同士のボクシングの試合が国内で話題となったのは世界的人気絶頂期のマイク・タイソン戦までさかのぼる。
一方で、辰吉丈一郎―薬師寺保栄戦、畑山隆則―坂本博之戦など日本人同士の世界戦は伝説的な盛り上がりを見せた。
細川氏は「日本人対日本人で、しかも最強対最強。これが無敗同士で組まれたら(東京ドームは)満員になる」と断言した。