お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸（54）と博多大吉（53）が9日放送のBS朝日「家呑み華大」（木曜後10・00）に出演。家庭生活において、夫がつい言いがちで妻がイラっとする一言についてコンビで話し合う場面があった。
50代の2人がパジャマに着替え、あちこちに仕掛けられた固定カメラに囲まれて“サシ飲み”しつつ、ぼやきも含めて楽しくトークする同番組。収録は昨年12月だが、今回が新年初放送となった。
そのなかで、華丸が単独でキッチンに立ち、何やら開始。大吉が「なん作りようと？」とソファに座ったまま聞くと、華丸は「湯豆腐です」と明快に答えた。
そして、大吉は「凄いサクサク料理するやん」と相方のよどみない動きに感心。「でも俺も家にそんなスペースがあったら絶対料理してたと思う」とコの字型で広いスペースのあるキッチンについても触れ「ないんだもん、うちのキッチン」と自身が料理をしない“言い訳”を口にした。
苦笑いしつつ、手際よく湯豆腐を作り続ける華丸。すると、大吉はいたたまれない気持ちになったのか、ソファに座ったままながら「なんか手伝おうか？」とポツリ。だが、これに華丸は「いや、大丈夫です」と即答で断った。
相方の対応を見て大吉は「良かった、いま。あんまり手伝う気がなかったから」と苦笑い。「こんなんって世の奥様方（に）もバレてるやろね。旦那の手伝う気もないくせにの“手伝うよ”」として「クックック…」と自嘲気味に笑った。
すると、華丸はキッチンで湯豆腐の準備を進めながら「この前ホント、テレビで言いよったよ。ムカつく旦那の一言で3位ぐらいに入ってたよ。“手伝おうか”」とし、「なに、その。さもなんか…ね。これ見よがしに、みたいな。ムッカつくらしいよ」と説明した。
大吉は思い当たる節がありありな様子で「マジでいま手伝う気ゼロやったもん」と正直に明かし、笑いが止まらず。
華丸が「そやろ？そういうのバレてるんや、長い付き合いで」と冷静に返すと、大吉は「そうね、手伝う気があるんならもうそばにいっとるよね」とさらに苦笑いが止まらなくなった。
華丸は「そういうこと！」と“世の奥様方”の思いにも寄り添いつつ「で、前からしとる、別に言わんで。言うってことはさ…。褒めてもらいたいぐらい思っとる」と、その気もないのについ「手伝おうか」と口にして妻をイラっとさせる世の中の夫たちをチクリ。
大吉が「見て見て！見て見て！僕…！」と夫たちの気持ちを代弁すると、華丸は「そうそうそうそう」と冷静に一言。そして、華丸が湯豆腐の鍋をソファ前のテーブルに運んでくると、大吉は「せめてそのへんはやりましょう」とようやくソファから立ち上がり、食器を取りに行くのだった。