日本野球機構（NPB）の新人研修会が10日、12球団の選手121人と審判員2人が参加して行われた。
阪神、ロッテで活躍した通算2099安打の鳥谷敬氏（43）が「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」と題した講義で講師を務め、「5つの提言」をした。
1つ目が「目標設定」、2つ目が「時間」、3つ目が「数字」、4つ目が「個人の役割」、5つ目が「終わりを考える」をテーマに約30分の講義を行った。遊撃手として「20年に一人の逸材」と称される楽天のドラフト1位ルーキー・宗山塁内野手（21＝明大）に「顔もいいですし、そういう選手が活躍するのは見ている人を魅了できる。人を魅了できるというのは、当然プレーもありますし、顔もありますから」と絶賛した。
自身も「イケメン遊撃手」と長く現役を続けたが「全然、向こうの方がイケメンですから。どういう活躍をするか見ていきたい。顔はファンが増えるひとつの要素。プレーが付いてくるのが一番いい。ひとつの要素を持っている分けなので結果を残すしかないので。そこは頑張ってほしいと思います」とエールを送った。