米国・ロサンゼルス在住で、アイドル声優の草分けとしても知られるシンガー・ソングライターの飯島真理(61)が10日、自身のブログを更新。山火事被害が広がる現地の状況を報告した。
「今日午後に、私の住むエリアにも避難勧告が出て、まさかと思いましたが、急いでスーツケースに物を詰め込みました」と書き出すと、「軽い準備はしてあったのですが、もしかしたら家は燃え尽き、何も残らないことを予想した時、そんな小さな袋には入りきれないものがあることにふと気づきました。人というのは、切羽詰まるまで危険に対しての実感が湧(わ)かないものです。確かに今ロサンゼルスは、どこに火がついても燃え盛ってしまうほど乾燥しています。本来なら雨季であるはずなのに、ほとんど雨が降っていません」と続けた。
そして、急いで荷造りをしている最中に「ロサンゼルス市が間違って避難勧告を出したという情報が流れたと、近所の連絡網から伝わってきました。そしてその15分後くらいに、やはり警報がなり、その情報が正しいことが知らされました」と現地の混乱ぶりも報告。
さらに「今日の午後始まったWest Hillsの火災は放火であった事がわかり、犯人が捕まりました。何と愚かなのでしょう。でも、そういう、いわゆる便乗方や無敵の人が、どこにいるかわからないので、今燃えていない地区にいる人々も、常に緊張をしていなくてはなりません」と山火事以外の恐怖もつづった。
「大気汚染もひどいし、水も沸騰してから飲んでくださいという市からの知らせがきました」という飯島。
これまでも「今日ロサンゼルスは強風で、数日前から火災天候注意報のようなものが出ていました」「サンタモニカも避難勧告。明日サンタモニカの学校は全てお休みになるそうです」「うーん、怖いよ~」(いずれも8日)、「家の中にいても咳き込むほど煙の成分が家に入ってきます。市からもスモークに関しての警告が来ました」(9日)などと連日つづっている。