元中日の山崎武司氏(56)が、内藤尚行氏(56)とYouTube「ピカイチ名古屋チャンネル」に出演。生え抜きの4番打者として期待されている石川昂弥内野手(23)に必要な具体的な改善点を指摘した。
山崎氏はまず「1年間戦える体。ケガしないこと」を絶対条件として挙げた。
そして「1球目に弱い当たりでライトフライってのをやめてほしい」と指摘した。
そこが山崎氏から見た石川の課題だ。
石川がすべき理想の打撃は追い込まれるまではしっかり振って、追い込まれたらバット操作でヒットを狙う。
実際、「技術はあるので」2ストライクからヒットは打てていると説明した。ただ、「自分有利のカウントで自分のスイングができていない。1球目はバッターが一番わがままになれる球なのに上手じゃない」と重ねて指摘した。
石川に必要なのはカウントに応じたスイングの切り替え。
山崎氏は「三冠王がコーチで来るんだから1球1球のアプローチの仕方をもう一度コーチと話し合ってほしい」と、松中信彦新コーチから学ぶことを勧めた。
石川の成長がチーム浮沈のカギとなる。「技術は持っている。アプローチの仕方。頭の勉強で彼はよくなる」と6年目の飛躍に期待した。