スピードスケート女子で22年北京冬季五輪1000メートル金メダルの高木美帆(30=TOKIOインカラミ)が10日、合宿中の長野県上田市菅平高原で取材に応じた。
来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪を見据え、今年の抱負を「紡ぐ」の2文字で表現。今月から始まるW杯転戦、3月に世界距離別選手権(ノルウェー)の待つ今季後半戦へ向け「ミラノまでの時間をより濃いものにしたい」と意気込んだ。
北京五輪では5種目に出場し、メダル3つを獲得。31歳で迎えるミラノ・コルティナ五輪は連覇を狙う1000メートル、ともに北京銀の1500メートル、団体追い抜きの計3種目に出場する意向で「的を絞って(日程で)最後の1500メートルを存分に走れるようにしたい」と現状の考えを明かした。