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大河「べらぼう」桐谷健太、古川雄大、片岡鶴太郎ら出演!蔦重と繋がりヒット作出す仲間たちと江戸の文化人

スポニチアネックス 2025年1月11日 12時1分

 NHKは11日、俳優の横浜流星(28)が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)の新たな出演者9人を発表した。“蔦重と繋がり、ヒット作を世に出す仲間たち”&“江戸で名声をとどろかす文化人”として俳優の桐谷健太(44)、古川雄大(37)、岡山天音(30)、寛一郎(28)、山中聡(52)、〓俊太郎(33)、山口森広(43)、浜中文一(37)と片岡鶴太郎(70)が出演する。

 同作は江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎(蔦重)の生涯を描く。横浜が演じる主人公の蔦重は江戸・吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れるも貸本屋から身を興し“江戸の出版王”となった人物。歌麿や北斎、山東京伝、曲亭馬琴、十返舎一九ら若き才能を見い出し、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いた。脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 桐谷は“幕臣にして江戸随一の文化人、天明狂歌のスター”の大田南畝(なんぽ)を演じる。牛込の御徒組屋敷で生まれ育った幕臣で、十代で出した狂詩集「寝惚先生文集」で一躍その名をとどろかせ、その後四方赤良(よものあから)という狂名で、天明狂歌をけん引する存在となる。蔦重(横浜)とは、南畝が書いた黄表紙評判記「菊寿草」をきっかけに、交流がスタートする。

 古川は絵師、戯作者、マルチな才能を持つ、江戸のベストセラー作家の「北尾政演(まさのぶ)/山東京伝(さんとうきょうでん)」、岡山は武士で戯作者の「倉橋格(いたる)/恋川春町(こいかわはるまち)」、寛一郎は江戸浄瑠璃の歌い手「富本午之助(とみもとうまのすけ」、山中は「解体新書」の生みの親で若狭小浜藩の藩医「杉田玄白」、〓は田沼意次(渡辺謙)の腹心の部下で勘定組頭の旗本「土山宗次郎」、山口は戯作者「唐来三和(とうらいさんな)」、浜中は狂歌三大家の一人「朱楽菅江(あけらかんこう)」、片岡は喜多川歌麿や恋川春町に大きな影響を与えた妖怪画の大御所「鳥山石燕(せきえん)」を演じる。

■桐谷健太コメント

ワタクシ、桐谷健太が演じますのは大田南畝という、表の顔は真面目で実直な御家人、裏の顔は狂歌や戯作など、笑いに溢れた文芸作品のべストセラー作家であり、パーティー好きな、べらぼうに明るく楽しい人物だったそうです。ただその明るさの奥には何があったのか、もしくは無垢な明るさだったのか。これから更に探求したいです。彼の辞世の句にヒントを感じた今日この頃です。

■古川雄大コメント

この度、NHK大河ドラマ「べらぼう」に山東京伝役で出演させて頂きます!歴史ある大河ドラマに初参加させて頂けることをとても光栄に思います。台本を読んでいると「絵なんてモテるために描くんだ」というセリフがあり驚きました。山東京伝は、とにかく女に目がなく、浮名を流すほどの女泣かせで、明るく周りを照らす様なイメージを持ちました。ただ、どこか鋭さもあり、その感性が絵にも反映されています。そんな山東京伝が主役の蔦屋重三郎に出会って、彼に見出されて上り詰めていくという役柄です。以前もご一緒させていただいた、とても信頼しているスタッフの方々と共に作り上げていく中で、やはり皆様の作品への愛情はとても強く、いつも現場で新しい発見をさせて頂いています。皆様と同じ熱量で「べらぼう」に挑み、この作品の一部として盛り上げられる様に努めます。どうぞ、ご期待下さい。

■岡山天音コメント

非常に素敵な台本で、読みながら何度も心を揺さぶられました。この壮大な世界の中で、これから蔦重と触れ合っていくことを楽しみにしております。おもしろおかしく、不思議な形をした恋川春町という人間の魅力を自分なりに描ければと思います。

■寛一郎コメント

歌舞伎が江戸時代の大衆娯楽として発展した中で僕が演じた午之助は太夫というスター的ポジションでした。似つかわしくない役柄ですがその時代の文化の中核にあった歌舞伎を体験したくなりました。扮装含め、歌稽古など先生方に教鞭をとってもらい大変貴重な時間を過ごしながら役を作っていけました。実際にやってみると歌と語りの間と言っていいほど太夫の歌は難しく、付焼刃で出来ることではないですが、精一杯やらせてもらいました。

■山中聡コメント

杉田玄白役を演じます山中聡です。実際に存在していた人物を演じるのは特別な事と思っています。杉田玄白さんと言えばお医者様で「解体新書」あと教科書に載っているあのイラストくらいしか思い浮かばなかった僕に、中3の息子が「これを読んで勉強しな」と日本歴史人物伝を貸してくれました。これを読んで少しでも玄白さんに近づけたらと思っています。

■〓俊太郎コメント

この度、土山宗次郎役を演じさせていただきます〓俊太郎です。大河ドラマは「どうする家康」以来、2度目の出演となります。 小さい頃から見ていた大河ドラマに自分が出るということはやはり感慨深いことであり、現場の独特の緊張感がまた味わえること、そして素敵な共演者の皆様とご一緒させていただくこと、とても嬉しく思います。気合を入れて頑張ります!

■山口森広コメント

出演させていただけることが決まったときは、飛び上がって喜びました。俳優として、大河ドラマに出演するというのは一つの夢でもあります。妻にも毎年「あんたいつ大河出るの?あんたいつ大河出るの?」と言われ続けておりました。今年はついに良い報告ができて嬉しい限りです。素晴らしい共演者の皆さんとともに、江戸の時代に笑いとユーモアを届ける唐来参和として、この「べらぼう」の世界をたっぷり生き抜きたいと思います!

■浜中文一コメント

朱楽菅江役をやらせていただきます浜中文一です。個人的に目標にしていた大河ドラマに出演する事が出来て嬉しく思います。 狂歌という、現代ではほとんど馴染みのない文化をべらぼうの世界の中から朱楽菅江として皆様にお届け出来ればと思います。

■片岡鶴太郎コメント

この度は絵師・鳥山石燕を演じさせて頂きます。鳥山石燕は妖怪絵師として独自の世界を切り拓き後進の歌麿を見出し そして現代の妖怪漫画・ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるさんへと繋がって行きます。どうぞお楽しみ下さいませ!

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