東京女子プロレスの上福ゆき(31)が10日にシンガポールのプロレス団体「SPW」に参戦。前半のメインイベントでクイーン・オブ・アジアの防衛戦でアレクシス・リーの挑戦を退けて防衛に成功した。
アジアのプロレスマーケットで現在大きな注目を集めるシンガポール。今大会では4大タイトルマッチの他に元WWEスーパースターでNXTタッグ王者にも輝いたトレント・セブンも参戦した。
その中で上福は、東京女子プロレスにも参戦しているアレクシスとの防衛戦に臨んだ。両者が入場を終えた時点で会場は大きな盛り上がりを見せた。
試合は上福が王者の強さを見せて、最後はダイビング式フェイマサーで防衛に成功した。試合後には来日経験もある男性レスラーのアンドリュー・タンと握手して、一緒に花道を下がった。
“アジアの女王”として25年好発進を決めた上福。今後もアジアでの活躍に大きな注目が集まる。(酒井 卓也)
《元WWEスーパースターが強さ見せる》メインイベントではインターナショナル・ドリームマッチとして、アンドリューとトレントのシングルマッチが実現した。試合は大技も出し合う死闘の末にトレントがバーニングハンマーで試合を制した。試合後にトレントは「シンガポールでプロレスが出来て光栄だったよ。SPWの選手たちも上達してるよ。過去に見た時と比べたら100万倍上達してるよ。今後もSPWには要注目だ」とコメントした。