お笑いタレント・東野幸治(57)が10日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社として知られる兵庫県西宮市の西宮神社で本殿への参拝一番乗りを目指し境内を駆け抜ける伝統神事「福男選び」で「一番福」となった母校の後輩を祝福した。
「一番福」となったのは兵庫県宝塚市の県立宝塚高陸上部2年大岸史弥さん(17)。東野は番組冒頭でこの話題に触れ「いや~、びっくりしました。台本を見て。福男選びで今年一番福を手に入れたのはなんと私の高校の後輩の陸上部員でした。本当におめでとうございます。素直にうれしい気分で始まりました」とスタッフから渡された台本を見て驚きつつも祝福のコメントを寄せた。
東野は「映像も見てませんし、どんな顔かもわからないですけど、(渡された台本の)2行だけの文章で喜びを感じています。改めておめでとうございます。宝塚高校の職員の皆さま、自分の子供が宝塚高校に通っているという父兄の皆さん。東野幸治が喜んでいたと彼に伝えてほしいと思います」と電波を通じてメッセージを送った。
大岸さんは、10日の午前6時、太鼓の音を合図に高さ約7メートルの赤門が開くと、くじ引きで選ばれた最初の108人を皮切りに約5000人が境内の石畳約230メートルを全力疾走した。大岸さんは友人に誘われ初挑戦。「親や友人に感謝している。受験生になるので、部活と勉強を両立できるよう頑張りたい」と笑顔で話した。