米経済誌「フォーブス」は10日(日本時間11日)、ドジャース・大谷翔平投手(30)がチームのスポンサー収入を7000万ドル(約110億円)増加させたと公式Xで投稿した。
大谷の今季年俸は後払いも含めて7000万ドル(決定時約101億5000万円)だ。しかし、自身の年俸分をスポンサー収入増加分だけで球団に還元。昨オフに大谷と北米プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(決定時約1015億円)の契約を結んだドジャースはお得すぎる契約で大谷を獲得したことになる。
このX投稿にファンは「翔平を10年総額7億ドルで獲得したのは、MLB史上最も合理的で最も賢い契約だった。大バーゲン!」「フィールド内外で大谷のスターパワーに匹敵するMLB選手は他にいない」「歴史上の希少なお買い得品」「私のMVPは確かに経済的にも価値がある」などと大谷の価値を称えるコメントが相次いだ。
フォーブスは昨年5月に過去12カ月の給与、スポンサー収入などで算出した2024年版スポーツ長者番付を発表。大谷は野球選手で最高の13位で、公表された上位50人の中で唯一日本勢でランクインした。大谷は8530万ドル(約133億9210万円)を稼ぎ、うち6000万ドル(約94億2000万円)はフィールド外での収入だった。1位はサッカーのC・ロナウド(アルナスル)で2億6000万ドル(約408億2000万円)だった。