◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第4節 BL東京22―14浦安(2025年1月11日 神奈川・UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu)
昨季王者のBL東京は1部初昇格の浦安を22―14で下し、開幕4連勝を飾った。プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)にはCTB真野泰地が選ばれた。一方の浦安は開幕4連敗となった。
BL東京は脚を痛めているSOリッチー・モウンガが2戦連続でメンバーを外れ、前節でPOMに輝いたFLシャノン・フリゼルもメンバー外。2人のオールブラックスを欠く布陣となったが、要所で集中力を発揮した。
試合は開始3分、自陣からボールを保持して攻め上がり、最後はFBマイケル・コリンズが先制トライ。接点での1対1、パス回しの速さで相手防御を崩した。同21分には左ラインアウトから長短のパスを巧みにつなぎ、1フェーズでWTBジョネ・ナイカブラがトライ。リードを広げた。
前半は自陣でのプレー時間が長く、何度もピンチを迎えたが、その度に接点でボールを奪い、ラインアウトでは節目の50キャップとなったLOワーナー・ディアンズがスティールを連発。2トライしか奪えなかった一方で、トライラインは超えさせず、無失点で40分間を終えた。
後半も自陣でのプレータイムが長く、同17分にはついにトライを許して5点差に迫られた。さらに2分後にはWTB桑山淳生が危険なタックルでシンビンに。苦しい時間帯が続いたが、徐々にボールを保持できるようになると、同29分にはラインアウトモールを押し切って後半初トライ。その後1トライを返されたが、追撃を振り切った。