◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第4節 BL東京22―14浦安(2025年1月11日 神奈川・UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu)
今月6日に日本協会が8つの用語の変更を通達して初めて行われた試合だったが、場内アナウンスは旧仕様のままで、浸透には時間が掛かりそうだ。
変更は国際統括団体ワールドラグビー(WR)が新たにラグビー観戦する人たちへ、より分かりやすく伝えることを目的に実施。「ノックオン」は「ノックフォワード」に、「ジャッカル/ジャッカラー」は「スティール/スティーラー」に、「ゴールライン」は「トライライン」に変更となり、日本国内でも順次変更するとしている。
しかし、前半にノックフォワードでスクラムとなった場面で、場内放送は「ノックオン、スクラムです」とアナウンス。リーグワンでも公式ウェブサイトで「ただし(中略)会場内のアナウンス等において、新しい用語を反映できない場合も想定されますので、あらかじめご了承ください」と断っており、新用語への移行は道半ばと言えそうだ。
▽変更された用語
・トライライン(ゴールライン)
・トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)
・プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)
・トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)
・イエローカード(一時退出)
・退出/レッドカード(退場)
・ノックフォワード(ノックオン)
・スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)
※( )内は旧用語