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佐々木朗希余波 移籍有力候補のド軍とパ軍が獲得資金捻出のため中南米有望株との契約を来オフに先送りか

スポニチアネックス 2025年1月11日 14時11分

 ロッテからポスティングシステムを利用して今オフのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)をめぐり、「25歳ルール」が適用される中南米選手の契約に影響が出ていると、ベネズエラ出身でコロンビアに拠点を置くジャーナリスト、マルコス・グランフェルド氏がこの日までに自身のXで報じた。

 「25歳ルール」は、MLBドラフトの対象となる米国、カナダ、メキシコ以外のアマチュア選手獲得に関するルールで、国際選手はマイナー契約しか結ぶことができない。契約期間は例年1月15日から12月15日まで。各球団は割り当てられたボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。25歳未満の海外選手との契約は、米東部時間15日午前9時(同15日午後11時)に再開。佐々木の交渉期限は米東部時間23日午後5時(同24日午前7時)までとなっている。

 グランフェルド氏は「ドジャースは海外のアマチュア選手の契約を保留にしているため、右腕・佐々木朗希との契約を期待しているようだ。情報筋によると、ドジャースは2025年組に2026年の契約を提案しているという」「ドジャースは佐々木の決断を待つため、海外アマチュア選手との契約を1月25日まで延期すると関係者は語った」などとドジャースの動向を連投。さらに「佐々木のケースで問題となるのは、彼が国際FAとして契約するということ。有望選手が佐々木と契約した組織との契約を破棄すると決めた場合、どの球団も予算が限られているため選択肢は多くない。現実には、ドジャース、あるいは佐々木と契約するどのチームでも、ベネズエラ、ドミニカ共和国、その他の国からの有望選手と契約できない場合、解決策を見つけられるのはトップクラスの有望選手だけだろう」と多くの選手が佐々木の動向の影響を受けるとした。

 また、ドジャースとともに佐々木の移籍先の有力候補に挙がるパドレスについても言及。「パドレスは佐々木朗希の決断を待つため、海外選手との契約発表を1月23日まで延期することを確認した。情報筋によると、佐々木を獲得できれば、来年2025年クラスの選手と契約する予定だという」「佐々木朗希がパドレスと契約した場合、パドレスは1万ドル(約157万円)未満の報酬を受け取る海外の有望選手とのみ契約することになる」とパドレスもドジャースと同様に佐々木獲得のために今年のボーナスプールのほぼ全てを佐々木獲得資金として投入する考えだと伝えた。

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