落語家の桂南光(73)が11日、読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に出演し、俳優の吉沢亮が泥酔し、自宅隣の部屋に無断侵入して書類送検されたことを受け、時代の流れに複雑な面持ちだった。
「酔っ払って部屋間違えたっていっぱいあった」南光が若かった昭和の頃。「ここまでになるなんて。わからんけど、隣の人とものすごい仲が悪かったのかなあ」と、なかなか理解が難しい様子。MCのハイヒール・リンゴが「全然お付き合いなくて知らなかったからかもね」とフォローしたが、昔ながらの近所付き合いが普通の南光は「酔っ払ってて、えらいすんませんでしたなあ、で済むことやけど、それが通報されるとはねえ」と、現代の人間関係の希薄さが残念そうだった。
一方で、闇バイトなど無軌道な犯罪が激増している現状もかんがみ、リンゴは「隣の人が誰か知ってたらあれやけど、知らん人が勝手にトイレ使ってたら恐怖やろうからね」と、吉沢に侵入された隣人の気持ちも思いやった。
SNSでは吉沢へ同情的な意見も多く「自分も酔っ払って間違えて隣室に入ったことがある」と経験談を語る人もいれば、隣室の鍵が開いていたことに言及し「たまたま鍵が開いていたなんて運が悪かった」とコメントする人もいた。