俳優の吉村界人(31)が11日、都内で公開中の主演映画「Welcome Back」(監督川島直人)の舞台あいさつに登場した。
初のボクサー役。新人王最有力候補の冴木輝彦を演じるため、撮影の1年半前からボクシングジムに通い、体づくりをしていたそう。
「日本は準備して撮影に入る言うことが少ないので、贅沢な時間だなと思いました」と充実していたよう。「甘えたことは言えない」と覚悟を決めた撮影中は「余裕がなく、その日撮り切ることに集中していた」と振り返った。
ボクシング指導をした松浦慎一郎(42)は「プロボクサーの試合は1日で終わりますけど、(映画の)撮影は数日続きます。プロは試合の後、リカバリー期間があるんですけど、(俳優は)準備期間も含めて、肉体と精神をクランクアップまでキープしているのすごい」と称えていた。
同じボクサー役で共演した三河悠冴(30)らと今もトレーニングを継続。三河は「プロテストに合格した」と明かし吉村らを驚かせた。