◇リーグワン2部第3節 大阪36―17花園(2025年1月11日 東大阪市花園ラグビー場)
ラグビーリーグワン2部は各地で4試合が行われ、大阪は花園を36―17で下して唯一の開幕3連勝。勝ち点を14に伸ばし、首位をキープした。花園は開幕3試合で1分け2敗と初勝利が遠い。
<大阪>敵地で花園との“大阪ダービー”を制し、開幕3連勝を飾った。7―10で迎えた前半32分、SO土橋のリーグワン初トライで逆転に成功。殊勲の背番号10は「たまたま前が空いていたので、自分で行ってトライできて良かった」とうなずいた。黒沢尻工時代は冬の全国高校ラグビー大会に出場しており、思い出の場所で勝利に貢献した。「高校時代はあまり良い思い出がないけど、また花園に来て、勝つことができて良かった」と喜んだ。
<花園>初勝利が遠い。7点を追う前半12分にWTB木村のトライとSOクーパーのゴールキックで同点。さらに同17分、クーパーのPGで一度は勝ち越しに成功したが、後半は3トライを許し、引き離された。「自分たちの反則でリズムを崩し、相手の一番強いところに引きずり込まれた。自滅だった」と向井ヘッドコーチ。ゲームキャプテンを務めたHO上山は「良い場面でペナルティーや簡単なミスをしてしまった」と敗因を分析した。