歌手の工藤静香(54)が、11日放送の日本テレビ系「withMUSIC」(土曜後7・00)に出演し、ファンからのプレゼントの思い出を語った。
この日の特集テーマは、「1位を取ったアイドル曲50選」。工藤のほか南野陽子、元NMB48山本彩、「Travis Japan」らが出演し、昭和の音楽番組の名場面を披露された。
ファンとのエピソードでは、工藤が高額のプレゼントを贈られたことがあると明かした。「10代の時だったと思うんですけど、指輪が贈られてきて。事務所の方に“心配だから連絡を取って欲しい。そしてお返しして欲しい”という話をしたんですよ」。明らかに高価な物だったようで、受け取れないと判断したという。
事務所スタッフが送り元に電話すると、送り主の男性の母親が出たという。「お母さんが、“不良の息子が、静香さんにプレゼントを買うために一生懸命、頑張って働いたから、絶対もらってほしい”って」。意外な結末に、スタジオは驚きの声に包まれた。
南野が「いい話…」としみじみ語ると、俳優で歌手の松下洸平も「不良少年を更生させたんですね」と続いていた。
工藤といえば、トラック運転手たちからも大人気。トラックに似顔絵を装飾したり、運転席にポスターを飾る“トラック野郎”たちも多かった。工藤も目撃したことがあるという。「すれ違ったことがあるんです。デコトラと同じ高速で乗っていて。あれ?って思ったら、自分が(トラックの装飾に)いて」。そこで工藤は、すかさずファンサービスしたという。「私がこうやって(手を振った)やったら、“おお!”って、プッ!プッ!プッ!って」。運転手はクラクションで応えてくれたと明かした。