俳優の近藤芳正(63)が、11日放送のテレビ大阪「大阪おっさんぽ」(土曜後6・58)に出演。21年に亡くなった昭和の名優・田村正和さん(享年77)と共演した時のエピソードを披露した。
近藤は2011年放送のドラマ「告発~国選弁護人」で田村さんと共演。撮影現場での思い出を振り返り、「田村さんが撮影で、そのカットが終わりましたって時に(僕の)肩を叩く時と叩かない時があったんです」と語った。
撮影最終日であってもそれは同様で、「今日最後の日だって言っても、(肩を)叩かない時は叩かないんです。で、途中で叩く時もあるんです」と話した。疑問に思った近藤は「よく考えたら、やっぱり気合い入って、かなり力が入って芝居しちゃってるから、ふっとそれが抜けた時。力がふっと抜けて無心になれた時。“いい芝居をしよう”とか何も考えずに、その時に」と語り、肩を叩かれる様子を再現。
「サバンナ」の八木真澄が「これが合図!」と驚くと、「“良かったよ、今のは”っていう」とその意味を明かしていた。