阪神のドラフト4位・町田隼乙捕手(21=BC・埼玉)が、愛猫とのコラボグッズ発売に意欲を見せた。
「そういう(グッズを売り出す)ことができたら、家族もすごく喜ぶんじゃないかなと思う」
家族そろっての愛猫家だ。「父、母、姉もみんな猫が好きなんです」。神奈川県秦野市内の実家ではエイト、ナナ、キキ、チビと4匹を飼っている。
チーム内では、大山が自身の飼い猫のラテ、ミミとコラボしたグッズを販売している。年末年始に実家に一時帰省すると、インスタグラムのストーリー機能で猫をなでる姿をアップロード。帰阪に際しては、「寂しかったです…」と心境を吐露した。現在は離れ離れだが、1軍で活躍したその先に、コラボグッズ発売を通しての“再会”が待つ。
猫好きをきっかけにして、先輩との円滑なコミュニケーションを図る。2年連続で先発ローテーションの一角を担った大竹は、昨年のシーズン後半から「カステラ」と名付けた猫を飼い始めた。1軍でマスクをかぶってコンビを組めば、猫好きバッテリーが実現する。「親戚から、甲子園の近くに猫カフェがあるというのを聞いた。一緒に行ってみたい」。エース左腕とともに、癒やし空間で打ち解ける算段だ。
この日は鳴尾浜での新人合同自主トレ第2クール初日に参加。キャッチボールなどで汗を流した。藤川監督に「体が仕上がっている」と名前を挙げられた1メートル86の大型捕手。開幕1軍の座を狙って、静かに爪を研ぐ。 (松本 航亮)
▽プロ野球選手の野球グッズ
★大山 悠輔(神) 24年から自身と愛猫ラテちゃん、ミミちゃんのイラストが描かれたグッズを販売。阪神選手のペットのグッズ化は初めて。
★森 友哉(オ) 愛犬家で24年5月に動物保護団体の支援を目的としたオリジナルチャリティーグッズをプロデュース。
★大谷 翔平(ドジャース) 始球式も務めた愛犬「デコピン」グッズは選手並みのラインアップ。
★巨人 パペットシリーズとして阿部監督や選手を犬や熊などに見立てたグッズを展開。
★日本ハム 24年に行った愛犬家イベントで加藤貴ら犬好き選手の「ワンだふるグッズ」を販売。