ソフトバンクの中継ぎ右腕・尾形が1軍でのフル回転に向けて2つの秘策を明かした。
まず掲げたのは“プチ断食”の敢行だ。「自分のパフォーマンスが落ちる原因の一つとして、体の蓄積疲労というより、内臓の疲労で動きが遅くなるというデータがある。オフ前の夜からなら短いファスティングをしたりできるので」。これまでにも実践済みでシーズン2~3回をイメージしているという。
次に“呼吸法”のトレーニングだ。「1軍の登板が増えるとアドレナリンの分泌量が多くなると思う。息を吸うことが増えて姿勢も変わってくる。呼吸のトレーニングがあるんですけど、メンテナンスをしっかりして、細く長く息を吐くことを大事にしてやっていきたいです」
昨季はシーズン12試合の登板にとどまったが、CS、日本シリーズで存在感を示し、小久保監督から勝利の方程式の候補として挙げられている。研究熱心な右腕は、グラウンド内外で進化を模索している。
≪周東はリハビリ順調≫
H…周東が順調なリハビリへの手応えを口にした。昨年11月に左膝の手術を受けており、前日10日に都内の病院で状態を確認した。「問題ないとのことだったので進めていきます」と笑みを浮かべた。この日はタマスタ筑後で打撃練習などを行った。2月1日のキャンプインに間に合わせることを目指しており、着実にステップを踏んでいる。