全米大学フットボールのプレーオフ準決勝2試合が10日(日本時間11日)までに行われ、プレーオフシード順位7位のノートルダム大と同8位のオハイオ州立大が勝ち上がった。
ノートルダム大と同6位のペンシルベニア州立大の対戦となった「オレンジボウル」は、一進一退のせめぎ合いの末に、ノートルダム大が27―24でペン州立大を下した。24―24で迎えた第4Q残り33秒でノートルダム大のCBクリスチャン・グレーが相手パスをインターセプト。このチャンスを逃さず攻め上がり、残り12秒からKミッチ・ジェターが41ヤードの決勝FGを決めた。
オハイオ州立大と同5位のテキサス大の対戦で行われた「コットンボウル」は、オハイオ州立大が28―14で快勝。21―14とオハイオ州立大のリードで迎えた第4Q残り2分13秒で、オハイオ州立大のDEジャック・ソーヤーが相手QBをサック。ファンブルしたボールを拾い上げ、そのまま83ヤードを走りきってダメ押しTDを挙げた。
プレーオフ決勝となる全米大学王座決定戦は1月20日(同21日)にジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで行われる。2012年度以来の決勝に駒を進めたノートルダム大は、勝てば1988年度以来、36年ぶりの王者となる。対するオハイオ州立大は2020年度以来の決勝進出で、勝てば2014年度以来、10年ぶりの頂点に立つことになる。