女優の芳根京子(27)が、TBS系1月期火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(火曜後10・00)で主演を務める。医師1年目のイマドキ研修医・若月まどか役。働き方改革で変わりゆく医療現場に戸惑いながら同期の仲間たちと励まし合い、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描く。芳根はスポニチのインタビューに応え、今作の見どころを語った。
まどかは「なんとかなるっしょ!」が口癖でのんきな性格。横浜DeNAベイスターズの大ファンで、仕事終わりは横浜スタジアムで観戦を楽しむ。芳根は役柄について「ひた向きに健気にお仕事を頑張ってはいるけど、思うことは色々ある。だから陰で親しい人に毒を吐いたり、ベイスターズを応援したり…。趣味を大切にしながらひたむきに頑張る女性。すごくチャーミングに感じています」と語った。
球場のシーンは横浜スタジアムでエキストラのベイスターズファン500人と撮影したという。「ファンの皆さんのお陰で本当にいいシーンになった」と満足げに語り、「感謝の気持ちをここでお話したら届きますか?お願いします!」と記者越しに感謝を伝えた。
まどかを演じる上でイメージしているのが、「ちびまる子ちゃん」の主人公・まる子。「ほっこりさもあり、いい子過ぎないムスッとした部分もある。それがチャーミングに見えるといいよねと監督と話しています」と笑顔で明かした。
ドラマでは白衣の裏に隠された研修医の本音が描かれる。「いわゆる医療ドラマではなく、1人の女性が2年間をかけて自分の人生をどう歩むかを決めていく成長の物語。同世代の方にも生きていく上でのヒントや希望をお届けできる作品になるんじゃないかなと思いました」と語った。
もちろん、緊迫した医療現場のシーンも登場する。芳根はクランクイン前に点滴の打ち方や心臓マッサージのやり方など医療指導を受けたという。「医療現場のかっこいい姿と等身大の24歳の姿のギャップを皆さんに見てもらいたい。火曜の夜に見やすい真面目さとポップさのバランスになればいいなと思っています」と意気込んだ。
芳根は「将来に悩んでいる方とまどかが一緒に走っていけたらうれしい。初めはみんな不安でみんな初心者。“一歩ずつ学んでいけば大丈夫だよ”とほっとできる作品になってくれたらうれしいです」とアピールした。研修医のリアルな姿に笑って泣ける心温まるドラマになりそうだ。