阪神・中野拓夢内野手(28)が12日、愛知県岡崎市の「レッドダイヤモンドスタジアム」で同市の小学4~6年生、4チーム約30人に野球教室を行った。
社会人時代の2年を過ごした古巣・三菱自動車岡崎の選手らが協力の下で午前10時から約2時間、キャッチボール、ノック、ロングティーを熱血指導した。
野球教室最後の質問コーナーでは小学生から「食事とかで気を付けていることは何ですか?」と質問を受けると、「野菜を採ることは大事」とアドバイスした。最後に三菱自動車岡崎の選手から「奥様の手料理で好きなものはなんですか?」とたずねられると、「芋煮です」と少し照れくさそうに返答。愛妻が中野の母仕込みの地元・山形の郷土料理を作ってくれていることを明かし、場を和ませた。
子供たちとの交流を終え、最後には参加者全員に直筆サイン色紙をプレゼント。「子供たちのパワフルさというか、必死に野球を楽しんでるっていう姿を見て、やっぱり自分自身も野球を楽しみながらやらなきゃいけないなっていうのと、いい元気をいただいたなとは思ってるので、それをしっかりと自分の活力にして頑張りたいなと思います」と笑顔で語った。