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ロッテ・ドラ2宮崎 ロングティー打撃で本領「スイング的にはオッケーかな」

スポニチアネックス 2025年1月12日 16時15分

 ロッテの新人合同自主トレは12日、ZOZOマリンスタジアムマリンスタジアムで2日目を迎え、ドラフト2位の宮崎竜成内野手(24=ヤマハ)が持ち前の打撃をアピールした。

 この日からメニューに加わったロングティー打撃で、逆方向へ伸びのある打球を披露。「センターから左方向に、伸びていくような打球が自分的には理想の打球なので、それを狙って打つんじゃなくて、自分のスイングした中でその打球が飛んでいたら、スイング的にはオッケーかなと思います」と手応えを口にした。

 走攻守3拍子そろった内野手で「広角に長打が打てる」ことが最大のアピールポイント。大リーグが好きで、社会人時代も試合や動画を見ていた宮崎。好きな選手は同じ内野手でタイプも似ているリンドーア(メッツ)やチザム・ジュニア(ヤンキース)で、打撃ファームも参考にしているという。身長は1メートル73と高くはないが、体重は90キロとムキムキの筋肉が自慢のルーキーは、早くも実力の片鱗を垣間見せた。

 道具もプロ仕様に変えた。ヤマハ時代から愛用するSSKの製品に統一。バットは「これから課題が見えてくると思う。そうなった時にバットを変えるべきなのか、自分の技術を変えるべきなのかっていうのを決めたい」と社会人時代と同じ長さ85センチ、重さ890グラムのものを継続して使用するが、スパイクは人工芝の本拠地での疲労を軽減するため、金具からブロックポイントに変更した。

 「社会人出なのですぐに結果が求められる立場だと思う。キャンプでも1日目からしっかりアピールして、オープン戦で結果を出せるように(新人合同自主トレの期間も)やっていきたい」

 本職は二塁だが、出場機会を増やすために三塁にも挑戦する予定。「僕は(試合に)出れたらどこでもいいと思ってるんで、任されたポジションを全力でやろうかなって思います」と意気込んだ。

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