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【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第1話 ギラつく蔦重 艶やか花の井…吉原の街は桁外れにクセが強い

スポニチアネックス 2025年1月12日 17時2分

 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第2話が12日に放送される。5日に始まった2025年大河。第1話冒頭の「吉原炎上」に始まり、「スマホを持った“語り”の綾瀬はるか」、そして現役セクシー女優3人(吉高寧々、藤かんな、与田りん)が出演し「殺された女性が裸で地べたに放置されている」衝撃シーンなど話題てんこ盛りだった。大きな反響の中で始まった「べらぼう」の大河絵を、今年もイラストレーターの石井道子さんが連載していきます。4年連続となった大河絵連載。待望の1枚目は…。

 同作は放送中の「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。主演を務める横浜流星(28)はNHKドラマ初出演。脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 先週の第1話は「ありがた山の寒がらす」。吉原炎上、花魁姿のスマホを持ちキツネの尻尾をつけた綾瀬はるか、妖艶さと芯の強さ、真っすぐさを持つ、主人公の蔦屋重三郎(横浜流星)の幼なじみの花魁・花の井(五代目瀬川=小芝風花)、2人に赤本を読み聞かせ姉のように母のように生きる支えとなった朝顔(愛希れいか)そして駿河屋市右衛門役に高橋克実を筆頭にかたせ梨乃、安達祐実、伊藤淳史ら吉原の面々、さらに田沼意次役の渡辺謙、平賀源内役の安田顕、現役セクシー女優…。とにかく出てくる人出てくる人、クセが強い。

 石井さんと編集者A(デザイン部門)、編集者B(デジタル部門)のギリ40代のおじさん2人、計3人で毎週行われる“大河絵会議”。4年目の今回もおじさん2人は「地べたに重なった裸の女性は衝撃だった…外せない」「石井さんの闇絵が初回から見たい」「世界の渡辺謙は入れたい」「綾瀬はるかはどうする」「吉原の夜の雰囲気は出したい」「朝顔は美しい時代か最期の時か」など言いたい放題、大盛り上がり。そして笑顔でそのやりとりを聞いていた石井さんが出した答えは…。

 これまでの石井さんの作品を楽しんでくださった皆さま、今年も楽しんでいただけたら幸いです。そして、今回初めて石井さんの大河絵をご覧になった方、大河ファンの皆さんの「べらぼう」を楽しむ1年間の“もう一つの楽しみ”になれることを目指して――。

 今年も1年間、よろしくお願いいたします。

 第2話は「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

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