元巨人の江川卓氏(69)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。今年の巨人で唯一と言っていい不安材料を指摘した。
新外国人キャベッジの加入など強力打線が完成し、守備も問題ないとなると…。
江川氏は「問題は先発ピッチャーということになるんでしょ?最後は」と、誰もが考える唯一の不安材料に切り込んだ。
「菅野(智之)さんの12個の貯金を誰が埋めるのか」
現時点で戸郷翔征、山崎伊織、井上温大、グリフィン、田中将大、西館勇陽の6投手が先発ローテーション候補に挙がる。
江川氏は「戸郷さん、山崎さん、グリフィンさん、田中さんは実績があり問題ない。西館さん、井上さんの出来がいいかによって。どちらかが崩れちゃうと枚数足りなくなる」と指摘した。
昨季25試合の登板中15試合に先発して8勝の井上だが、「プレミア12でもよかっただけにそのままならいいけど、目一杯肩を使ってるから」と説明。
本格的に先発転向する西館は「全力で投げるピッチャーだけにバランス崩れるとコントロールに影響が出る。そのへんを心配している」と、それぞれの懸念材料を挙げた。