女性9人組「NiziU」が12日、東京・国立代々木競技場第1体育館で全国ツアー「NiziU Live with U 2024―2025 “AWAKE”」の東京公演を行った。同所での4日連続公演の最終日で計約4万5000人のWithU(ウィジュー、ファンの総称)を動員。RIO(22)は「WithUの皆さんには感謝しかない。これからも私たちと一緒に成長して、一緒に楽しい時間を刻んで行けたらいいなと思っています」と呼びかけ、全力の愛を届けた。
グループにとっての初めての冬ツアー。スノードームに模したセットから9人がステージに舞い降りた。白銀の世界からきた天使たちが幕開けに選んだのは重厚なバンドサウンドに乗せたダンスナンバー「RISE UP」。クールな雰囲気のダンスとRIKU(22)が響かせるロングトーンでかっこいいNizuiUを体現した。
MAYA(22)は「最初の3曲めちゃくちゃかっこよかったですか?」と充実した表情で、WithUに投げかけた。これまで縄跳びダンスの大ブームを巻き起こした「Make you happy」のように可愛いの印象が強かったグループによるクールな表情でのパフォーマンス。デビュー5年目となり新たな一面を見せつけた。
来月発売のミニアルバム「AWAKE」の収録曲を中心に披露。表題曲「YOAKE」や「SWEET NONFICTION」。さらに、からヒット曲まで全24曲のステージで約2時間半の熱演。
本編の最後に披露したのは、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴(28)が作詞作曲・プロデュースした「AlwayS」。壮大なバラードに乗せて、これまでのNizuiUが抱いてきた感情や葛藤をありのままに真っすぐ描かれている。MAKO(23)は「歌詞のひとつひとつがとっても意味深くて、私たちNizuiUにとっても大切な曲になっています」と紹介。曲中の♪「出会いにありがとう」…はメンバーのお気に入りで「メンバーもそうですし、WithUとこうして出会うことができ本当にありがとうございます」と深く感謝を口にした。9人は大きな虹を描くために、これからも出会いを大切にしながら歩み続ける。