立憲民主党の前参院議員・蓮舫氏(57)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ジャーナリストの津田大介氏のポストを引用した上で、タレントの中居正広が高額な示談金で女性とのトラブルを解決していた問題について私見を記した。
「報道を目にするたびに嫌な気持ちになります。テレビで夢や笑いを届けてくれる芸能人の裏の顔に」とし「お金を払えば、示談さえ済めば“無かったこと”にできるという感覚に。そこに民放テレビ局の社員が関与していたとすれば、徹底した意識改革、コンプライアンスの見直しなしに放送は続けられないのでは」とつづった。
中居をめぐっては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局が直近のレギュラー番組の休止、差し替えを続々と発表していた。
スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万~9000万円の示談金を支払って解決している。中居は9日にトラブルについて初めてコメントを発表し、トラブルを事実と認めて謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告していた。
また、一部でフジテレビ社員の関与が報じられ、同局はその報道を全面否定している。