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相模原に初黒星も神戸・SO李承信「特別なモチベーション」震災30年試合で必勝誓う

スポニチアネックス 2025年1月12日 23時4分

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第4節 神戸26―34相模原(2025年1月12日 神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 神戸は公式戦で初めて相模原に敗れ、2連敗で3敗目(1勝)を喫した。

 開始から3連続トライを許し、後半14分には7―34と決定的なリードを許した。デイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC)は「また残念な結果になった。チャンスはたくさんつくったが、ミスで自滅し、そのミスに罰(失トライ)を与えられた。何度もそれが起きた」と嘆いた。

 前半4分、敵陣深くまで攻めながら、パスミスを拾われると相手のWTBカートリー・アレンゼに一気にトライを奪われた。精神的にも尾を引く失点で主導権を握られると、7―24で迎えた後半9分にも敵陣深くまで攻めながら、ターンオーバーから一気にトライまで持って行かれた。残り20分から3連続トライで追い上げたが、時すでに遅し。TMO(ビデオ判定)で2度トライを取り消される流れの悪さもあり、指揮官は「自分たちが正しいプレーをするまでに、7―34になってしまった。本来あるべき姿ではない」と語気を強めた。

 今月17日には阪神・淡路大震災から30年の節目を迎える。その2日後にノエビアスタジアム神戸で行われる浦安戦は、メモリアルジャージーを着用する特別な試合となる。共同主将のSO李承信も、「チームとしても特別なモチベーションがあるし、個人的にも神戸出身。自分たちのラグビーをする姿を見せて、応援してくれる方に恩返ししたい」と必勝を誓った。

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