Infoseek 楽天

天心 元世界王者モロニー戦に向けてスパー相手3選手を招へい 昨年に尚弥のスパー相手務めたメキシコ人ら

スポニチアネックス 2025年1月14日 13時33分

 ◇プロボクシング バンタム級10回戦 WBOアジア・パシフィック同級王者 那須川天心<10回戦>WBC同級5位 ジェーソン・モロニー(2025年2月24日 東京・有明アリーナ)

 ボクシングの帝拳ジムは12日、キックボクシングの“神童”でWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)の次戦に向け、メキシコ人のスパーリングパートナー3選手を招へいしたと報告した。

 2月24日に元WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)との対決に向け、WBO世界同級1位、IBF8位のクリスチャン・メディナ(28戦24勝17KO4敗)らがこの日早朝に来日。

 昨年7月のジョナサン・ロドリゲス(米国)戦、同10月のジェルウィン・アシロ(フィリピン)戦前にも那須川のスパー相手を務めたメディナは帝拳ジムを通じて「(那須川は)非常に学習能力が高く、どんどん経験を積んでより強くなっていると感じ、そしてスピードも伸びていると感じました。私は今、WBO世界1位です。チャンピオンの武居選手もサウスポーで強いボクサーですが弱点もあるでしょう、天心とのスパーリングは私を大いに助けてくれるものです。日本の皆さんのサポートにはとても感謝しています」とコメントした。

 昨年、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)のスパー相手を務めた経験のある、元WBC中米スーパーバンタム級王者クリストファー・ロドリゲス(20戦18勝12KO2分け)は「私は日本に来るのは2度目になり、昨年に井上選手のスパーリングパートナーとして来ていますが、その時から日本が本当に好きになり住み続けたいくらいです。日本人ボクサーは優秀な選手が多く尊敬していますが、最も素晴らしいと感じるのはとても規律正しいところです」と2度目の来日に喜びを表現した。

 初来日となったWBCバンタム級シルバー王者アレハンドロ・ジャイル・ゴンサレス(27戦18勝10KO6敗3分け)は「日本に来るのは今回が初めてでとてもうれしいです。日本人ボクサーの印象ははとてもインテリジェンスで、最高の戦士のように戦います。私は彼らの謙虚さも大好きですし、敬意を持っています。この素晴らしいスポーツをさらに学び、楽しみ続けることが出来ると思うとワクワクしています」とコメントし、那須川のサポートを約束した。

この記事の関連ニュース