ベースボール・アメリカ誌は11日(日本時間12日)、25歳未満の海外選手獲得への「国際ボーナスプール」が更新される15日(同15日)以降にドジャースと契約予定だったドミニカ共和国出身の遊撃手ダレル・モレルが、一転してパイレーツと約180万ドル(約2億8400万円)で契約する見込みになったと報じた。ド軍がロッテ・佐々木獲得のために、同プールの予算枠を空ける狙いとみられる。
全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者によれば、ド軍はベネズエラ出身の外野手オーランド・パティーノの契約予定もほごにし、「佐々木に360万ドル(約5億6900万円)を使う」と伝えた。今年のド軍の同プール総額は514万6200ドル(約8億1300万円)で、佐々木獲得への備えに大半を回す見込みだ。