女性トラブル騒動の渦中にあるタレントの中居正広(52、写真)側に対し、レギュラー番組を抱える民放テレビ各局が聞き取り調査に乗り出したことが12日、分かった。
調査に当たるのは、取引先などに対しても人権侵害がないかを調べる弁護士や局の担当者。トラブルの事実関係などを確認している。民放関係者は「この調査の結果や担当者らの意見を受け、編成担当者が番組の打ち切りや中居さんの降板を最終判断することになる」と話した。
中居は5本のレギュラー番組に出演していたが、現在は全番組が休止や出演見合わせなどの措置を取っている。一方、降板や番組打ち切りの判断は行われていない。日本テレビとテレビ朝日は事態の不透明さを理由に出演や番組の「当面の見合わせ」を発表している。
民放関係者は「春改編まで時間がない。調査後、打ち切りが決まったとしても新番組のスタートは4月に間に合わないかもしれない」と危惧している。