NBAは12日(日本時間13日)、ロサンゼルスに本拠を置くレイカーズとクリッパーズに対し、13日(同14日)のホームゲームを予定どおり開催すると通達した。米スポーツ専門局ESPNなどが報じた。ロス地域に大きな被害をもたらしている山火事の発生後、ホームゲームは初となる。
八村塁が所属するレイカーズはダウンタウンのクリプトドットコム・アリーナでスパーズと、クリッパーズは市南西部のインテュイット・ドームでヒートと対戦する。山火事の影響でレイカーズは9日(同10日)のホーネッツ戦と11日(同12日)のスパーズ戦、クリッパーズは11日のホーネッツ戦を延期していた。
レイカーズは山火事の救援活動を支援するため、13、15、17日のホームゲームで募金を行うと発表。歯ブラシや携帯電話の充電器、お菓子や水など生活必需品の提供も求める。14日から18日までは同チームの練習施設でも寄付を受け付ける。
クリッパーズのタイロン・ルー・ヘッドコーチ(HC)は「NBAはカリフォルニア州が今、厳しい状況にあることを分かっていて決断を下している。明日の試合再開で皆さんに団結と喜びをもたらし、厳しさに直面している人々に笑顔をもたらすことができればと思う」と話した。