がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が13日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。SNSを運営する米IT大手メタ社が、第三者機関による投稿の事実確認、ファクトチェックを廃止することについて言及した。
メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOが公式サイトでフェイスブックやインスタグラムのファクトチェックを廃止すると公表。代わりにイーロン・マスク氏が所有するXが導入した、利用者同士が指摘し合う「コミュニティーノート」を採用するとしている。
森永氏は「トランプへの忖度だと思うんです。ちゃんと裏を取りましょうというのをやめて。例えばニッポン放送でニュースを流すと、全部裏を取っている訳です。根拠のないニュースを流すことは許されないんです」と説明。パーソナリティーを務めるフリーアナウンサーの垣花正は「広告の出稿ですらその企業のことをしっかり精査させていただいて、審査した上で流しているという形ですからね」と補足した。
森永氏は「トランプは“言論の自由を阻害している”と。そうじゃねえだろと思うんですけど、あのおっちゃんは手に負えないんです」と苦笑いしていた。