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日本とメジャーで「捕手レベル」はどちらが上か?名球会レジェンド捕手の出した答えは…

スポニチアネックス 2025年1月13日 14時40分

 元ヤクルト監督の古田敦也氏(59)と元中日監督の谷繁元信氏(54)がYouTube「名球会チャンネル」でスペシャル対談。合わせて通算5029試合出場のレジェンド捕手が、日本とメジャーの捕手レバルはどちらが上か、に答えた。

 日本はメジャーより緻密な野球をするといわれる。その中心が捕手だ。

 イメージではメジャーの捕手は打撃優先でアバウト。日本の捕手は守備優先で基本に忠実。グラウンドの監督として野球に精通している、と思われがちだ。

 だが、古田氏は「どっちかと言えばやっぱりメジャーが上だと思いますよ」と言い切った。

 「体もゴツいし、スローイングも速い。(投手が)あれだけデカいモーションで(走者に)盗まれてもアウト獲る。肩も強いし、投げる球も速い」と、身体能力はメジャーリーガーが圧倒するという。

 では基本的な技術はどうだろう。日本の捕手は試合直前までブロッキングなど基本練習を怠らない。

 古田氏は「メジャーリーガーは練習しないと言われるけどメチャクチャする」。谷繁氏も「基本練習を毎日やっている」と同意した。

 リード面では日本に分があるように感じるが、これは日米の違いが最も大きい部分だ。

 古田氏は「日本は5球団しか対戦しないから色々探りながらやれるが、メジャーは対戦相手が多いのでデータ通りにやるしかない」と説明した。

 1人の投手につき1、2度しか対戦しない打者も多いし、ピッチクロックの導入でサインの交換に時間が取れないため、あらかじめデータが出ている苦手なところを攻め続けるしかないようだ。

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